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2005/11/28

設計強度偽装に思う

 建築物はその完成までに多くの人の力を必要とします。そのため、それぞれの段階でより良い建築になるよう知恵を出し合うことができます。
 ところが、今回の事件は違いました。設計側が偽装し、検査機関は見落とし、施工段階(建設業者)でもチェックされなかった。「几帳面な日本人」はいったいどこに行ったのでしょう。そして、皆どこを向いていたのでしょう。その空間を使用する人のことを考えていたとは到底思えません。事件発覚後の三者のコメントも、同様の印象を受けます。
 より良い建築を生み出すことを社会的な使命とする建築士・建築主事・施工管理技師などのいわゆるプロが、ことごとくその立ち位置を誤った結果、最も守られるべき使用者(住み手)に大きな被害を与えることになったことは衝撃で、ぞっとしたのは私だけではないはずです。
 大多数の有資格者は真摯に仕事に取り組んでいると分かっていても、「プロに任せたからといって安心できない世の中なのか」と感じてしまう…なんとも後味の悪い事件です。そして今後仕事をする際にはプロとして、自分の立ち位置を常に意識したいと思いました。

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