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2009年3月

2009/03/31

卒園

Blogdsc01330  今日で3月も終わり。桜も咲いてきて、気持ちも晴れ晴れ…といきたいところですが、我が家にはB型インフルエンザの患者が一名(>_<)。しばらく静養モードです。
 
 この17日、次男が幼稚園を卒園しました。
 我が家は子供二人ですので、親も卒園です。
 
 長男を入園させたときから次男の卒園間際まで、私の体調に波があり、文字通り「親と園との二人三脚」での育児でした。
 
 「幼稚園は、子供達にとっても、親御さんにとっても居心地のいい場所、そのままのお母さんでいていい場所なんですよ。」
 
 この言葉がどんなに私を安心させてくれたことか。
 
 いろんなことがあって、私もたくさん笑って、たくさん泣きました(私は泣き虫です)。
 
 長男が年中の時は、私の静養のために1ヶ月以上園を休ませることになりました。年長になって楽しみにしていたお泊まり保育、咳が出て先生方には迷惑をかけてしまったけれど、なるべく園で過ごせるよう取りはからって下さいました。
 
 長男の行事のたびに一緒に幼稚園に行き、すっかり慣れたはずの次男は、いざ自分が通う番になると全くなじめず…自分が出せるまで2年近くかかりました。
 
 そんな中でも行事で見せる子供達の、ちょっと緊張した姿、頑張る姿、とびきりの笑顔におちゃらけ…家とはまたひと味もふた味も違う姿に、感心したり驚いたり。
 
 卒園式では、練習の甲斐あって元気の良い返事、堂々とした態度で卒園証書を受け取り、感無量でした。
 
 親としての自分は周りからの評価に振り回された、弱い親でした。今でも多分にそういうところはあります。でも、あることがきっかけで、自分が親や周囲とのつきあい方を考え直すことによって、体調も安定し、改めて親として、子供達と関わり始めているところです。
 こんな親子を支えてくださった幼稚園には感謝していますし、これからも「居心地のいい場所」であってほしいと願ってやみません。
 
 長男を産んでもうじき9年、辛かったこともたくさんありましたが、次男が晴れて卒園できることを心から幸せに思います。

(写真は子供たちがこれまでに使いつぶしたお絵かき帳の山…描くも描いたり!)

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2009/03/20

東京国立博物館(その2)

 前回に続いて、東京国立博物館のレポートです。
 ここには本館の他にも魅力的な建築がたくさんあります。そのうちの3館を紹介します。
 
 まず表慶館
 1909年(明治42年)開館。片山東熊(かたやま・とうくま)の設計による、明治期を代表する洋風建築です。現在は特別展の開催時のみ、中に入ることができ、内部の写真撮影はできません。
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 一見、石造りに見えますが、この石は表面だけ。実は煉瓦造だそうで、埼玉県・深谷の煉瓦が使われているそうです。
 
 次に東洋館
 1968年(昭和43年)開館。谷口吉郎設計。
 向かい合う表慶館とのバランスを配慮し、軒の高さをそろえていますが、神社やお寺などを思わせる日本的な外観です。
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 本館、表慶館のような装飾はなく、半階上がって床がある「スキップフロア」や吹き抜けにより、館全体の一体感が感じられる内部空間です。
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 残念ながら、現行の耐震基準に合わないとのことで6月より耐震補強工事に入るようですので、オリジナルの建築を体験できるのは今年5月までになります。
 
 最後に法隆寺宝物館
 1999年(平成11年)開館。谷口吉生設計。
 表慶館の東側に建てられ、建物前面に人工池があります。これが仏像などを展示する宝物館と外部との区切り(これを結界と言います…神社における鳥居を考えていただけると分かりやすいかと思います)になっており、入り口が小さめなのもこの結界を意識させる仕掛けです。
 中に入って外を見ると、なるほど外部との縁が切られたように感じました。表慶館と近いはずなのに、遠く感じるんです。
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 内部の家具の選定だけでなく、その設置場所にも設計者の強い意志が表れています。
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 展示室では仏像の展示方法が今までに私が経験したことのないものでした。
 写真のように、展示物の周りをぐるりと見て回れます。(展示物を地震から守るために、免震構造が採用されているそうです)
 展示物の名前などを記したプレートは、正面ではなく側面にあります。
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 展示物を心ゆくまで鑑賞できるように、との「もてなし」を感じる展示室でした。
 
 このほかにも庭園やお茶室もあり、建物(内部も含め)をざっと見て回るだけでも1日では足りないと思います。
 
 博物館内には食事のできるレストランもありますが、平成館には持参したお弁当を持ち込めるラウンジがあります。私が行ったときにはそこで京都の和菓子を売っており、その場で食べることもできました。
 
 子供達の学校生活が軌道に乗ったら、朝から子供達の帰宅ぎりぎりまで見るつもりで、また行きたいと思っています。
 

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2009/03/06

東京国立博物館(その1)

 2月27日、建築士会の見学研修で、上野の東京国立博物館に行ってきました。この博物館は「建築の博物館」と言ってもいいくらい見所があるのですが、15年関東に住んで、初めて訪れるというヘタレな私です(^_^;)。
 
 主な建物だけでも、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館。
 建物だけに絞ってもとても一日では見て回れません…。また行かなくては!
 
 まず本館について。
 1938年(昭和13年)開館。設計は渡辺仁。鉄筋コンクリート造に瓦屋根を乗せた「帝冠様式」の代表作で、重要文化財。
 ここまでは「ふーん」という感じですが、中に入ってその手のかかりように仰天です。
 
 これが外観。この建物の向きは、まっすぐ皇居(正確には江戸城本丸)に向いているそうです。
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 中に入ると、何もかもが大きい、広いです。大理石の階段、ドアの大きさ、天井の高さ。
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 でもそれを大味にさせないのが細かい装飾でした。
 階段の手すりにも植物をモチーフとした装飾。
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 階段脇のステンドグラスは、それ自体ももちろんですが、固定する枠にも細かな装飾が。
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 展示室内は緩やかなふくらみを持った天井、自然光を取り入れるための窓を持った(現在、窓はスクリーンで閉鎖されています。展示品保護のためと思われます)ゆったり、すっきりとした空間ですが、給排気のグリルにはきっちり装飾が。
 
 展示室を順に見ていくと、ロの字型の館内をぐるりと1周できる明快な平面構成です。
 
 その途中にあるラウンジは素晴らしかった!
 窓からは庭園とお茶室を臨むことができ、床と壁のタイル仕上げが本当に気持ちよかったです。
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 中でも壁のタイル装飾は圧巻で、仕上げた後でタイル周りの左官材(色漆喰?)をわざわざ掻き落としています。タイルメーカーのINAXがこの壁の再現を試みたものの、このように仕上げることはできなかったそうです。
   
Blogsc01541Blogdsc01542 ぜひ一度、行ってみて体感してみて下さいね!
 (今写真を見て、この部屋にこのソファとソファテーブルで良いのかな…ちょっとモダンすぎるのでは?と思いました。皆さん、どう思われますか?)

 なお、写真撮影は博物館の指示に従って、認められた場所で行っています。
 禁止箇所もありますのでご注意下さい。

 長くなるので続きは次回に(^^)/。
 

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