« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

2009/06/24

デザインと死

Blogdsc01779  この本は「矢のように生きてそのまま落ちることなく、ポッと消えたいと思う」(本文より)と願い、実際に今なお全力で様々なことに取り組んでおられるデザイナー、黒川雅之さんの新刊です。
 
 曼荼羅紀行という黒川さんのブログを加筆修正したものですが、ブログでコメントやトラックバックを受け付けていないためか、この書籍という媒体、実体があるだけにより読者に近くなることに気づきました。
 
 「とにかく伝えたいんだ」という意志をすごく感じる本です。
 建築家の文章は何が言いたいのかわからないほど難解な場合があるのですが、これは分かりやすく、もてなしの心にあふれています。
 
 昨夜、NHKのプロフェッショナルという番組で、マグロ仲買人の藤田浩毅さんを紹介していました(アンコール放送)。
 
 市場で人気のあるマグロではなく、自分がおいしいと思うマグロを提供する。
 産地や漁法は関係ない。
 良いと思えば買いたたくことなく適正な価格で買い上げる。
 そうして産地も味も、守る。
 
 プロとしての矜恃を見せていただきました。格好良かったなぁ…。
 
 
 この本でも、黒川さんの「デザイナーとしての生き方」、矜恃を感じることができます。社会の一員としての立ち位置が、藤田さんに相通じるものがあり、やはり、カッコイイのです。
 ぜひご一読を!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/13

10000アクセス

 おかげさまで、10000アクセスを突破しましたm(_ _)m。

 無名の、地味なブログですが、最近は定期的に読んでくださる方が
少しずつ増えてきました。本当にありがとうございます。

 読んでくださった方の地域も、東京、埼玉、島根、大阪、神奈川…
 3月1日以来の統計で、30都道府県を数えるまでになりました。
 
 これだけ多くの人と「つながる」ことができるのは、ブログならではのこと。
 しみじみと、うれしいです。
 
 
 ありがとうございます。
 そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/06/08

おにぎりというシステム

Blogdsc01763  大好きな人も多いおにぎりは「お握り」、ですよね。
 決して「鬼義理」や「鬼斬り」ではないはず(笑)。
 
 ところが現代では、おにぎりは「握らない」のがコツといいます。
 NHKのためしてガッテンによると、米粒と米粒の間に空気が入っていることによって、よりおいしくなるのだとか。
 
 
 だけど、そもそも握っていたから「おにぎり」なんだよね…と考えていたら、思い当たりました!
 
 昔の日本では「玄米を食べていた」ことに!
 
 ここ半年ちょっと、我が家では玄米を白米と約1対1の割合で混ぜて食べていますが、白米のおにぎりと同じような「握らないおにぎり」ではぼろぼろ崩れてしまい食べにくいことこの上なし。普通ににぎってちょうどよくなります。(つまり、誰が作ってもおいしい!)
 
 半分玄米のご飯でこうなのだから、玄米おにぎりはしっかり「握る」ことでおいしく頂けるのだと…だから「お握り」なのだと気がつきました。
 玄米は炊いても形が崩れにくく、しかも白米ほど表面がベタベタしないので、握っても内部の空気が失われていないのでしょう。
 
 三角おにぎりは作りやすく、しかも先がとがっていて食べやすいので食器も必要なし。
 中に入れるもの、包むものによって味の変化も楽しめる…。
 塩や梅干しを使うと傷みにくくなる上、握ることで小さくなるので弁当にも最適。
 
 シンプルなのにおいしい…合理的でなおかつ楽しい。
 一つ一つのおにぎりも好きですが、
 「おにぎりというシステム」がすごく好きです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/01

エコポイント?

 今回の大型経済対策の一つに「エコポイント」なるものがあります。
 
 冷蔵庫、エアコン、テレビを最新のものに買い換えると、購入する機種ごとに定められたポイントが得られます。ポイントは各種商品と交換可能とか。
 
 でも私は腑に落ちません。
 
 これらの商品につくポイントは、大型の商品ほど大きいのです。
 薄型テレビでは、20V型につくポイントは7000。
 46V型では36000です。
 
 一方、消費電力は20V型は46V型の半分以下。
 小さい方が製造、輸送、廃棄時の環境負荷も小さいでしょう。
 
 極端な話、車を持たず、エアコンもなく、冷蔵庫やテレビも小型にして大事に使う家庭のほうがよほどエコな生活です。なのにこのような家庭にはエコポイントもエコカー減税もほとんど関係がないわけです。
 
 単なる買い換えを支援するのに、「エコ」という言葉を使うこと。
 そこに美しくない何かを感じてしまいます。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »