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2014年12月

2014/12/18

十日市(とおかまち)

  今年も酉の市の季節がやってきた。
 だが地元に住む人は酉の市という呼称はピンとこない。「十日市(とおかまち)」だ。
さいたま・大宮で最も有名な神社は武蔵一宮氷川神社だが、毎年12月10日前後に行われる大湯祭に合わせて酉の市が開かれ、これを十日市と呼んでいる。
(参考:さいたま観光国際協会のHP http://www.stib.jp/event/data/tokamachi.html

 神社周辺では福熊手が売られ、屋台も数多く出店する。
 今年は久々にブログの記事に使用したいと写真を撮るつもりでいたけれど…あまりの人出に断念。本殿近くの熊手を扱う屋台が建ち並ぶところは撮影したいポイントだが身動きできないくらいだった。

 我が家は家族皆で毎年訪れている。普段は気難しい、思春期まっただ中の子どもたちも、十日市だけはにこにこしてついてくる。去年までは射的やくじが楽しみだったけど、成長期に入った今年からはズバリ「食」!(笑)。食べたいものを矢継ぎ早に指名してくる子どもたちに、この日ばかりは財布を緩めて親も楽しむと決めている。おやき、唐揚げ、ベビーカステラ、シャーピン…外せないのは「タイラーメン」。いつも出店してくれていて、とてもおいしいので必ず行く。もちろん熊手も…小さいのを同じお店で。
  お店の人とは年に一度の出会いで何を話すわけでもないのだが、こうしてまた会えると温かい気持ちになる。

141218001_517x640 私自身は年中行事とあまり縁のない育ちをしてきたので、このように出かけるのは夫の影響だ。初めはこんな寒い日に小さな子どもを連れて

夜間外出するのが嫌で仕方なかった。しかしそのうちに子どもも小さくなくなり(笑)、すっかり我が家の年中行事となった。

 今年も家族そろって出かけることができ、いつものお店のいつもの人に再会できた幸せに感謝したい。

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2014/12/04

想像以上のお部屋

 大手の会社がリフォームも手がけるようになって、個人で働く自分の存在価値をいやでも考えるようになった。いったい私に何ができるのか?

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 そんな中で二年前、お任せいただいた工事が終わり引き渡しの後で建て主さんからFAXが届いた。

 「私どもの想像を超えたお部屋を作って下さり…(後略)。」

 突飛なことは何一つしていない。水回りを配管ごと取り替え、壁紙や畳を変え、家具をいくつか作った。
限られた予算で建て主さんのために何ができるか悩みながら、完成まで過ごした。家事は全くもっておろそかになったが、それは私に両立の能力がないからだ。

 図面や資料を前に説明しても、たちどころに三次元の姿を想像できる人はそう多くない。きっと完成まで一抹の不安もあったことと思う。
 幸いにも、その不安を取り除く空間作りができたようでほっとした。同時に大切なことを教えられた。

 依頼者の思いに寄り添いつつ、想像を超えた何かを込めること。

 個人で働くとは、きっとそういうことなのだと思う。

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