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2016年8月

2016/08/21

校長室の入り口

  この4月に子どもの通う学校の校長先生が代わった。
  ある日学校を訪れると、校長室のドアが全開の状態で、校長先生が机で仕事をされていた。

  親としてこの学校に関わりはじめて4年目、こんなことはかつて無かった。
  校長先生からすれば、新たに赴任した学校の様子を把握したいとか、部屋の風通しをよく…という意図があるのかもしれない。
  しかし全開のドアを見て、私にはその意図を抜きにしても嬉しい驚きがあった。

  大雑把に六畳大の部屋の、ドアから最も遠い位置に校長先生の執務机が置かれているが、廊下からの距離感が何とも気持ちいいのだ。
  用もないのに声をかける気にはならないが、用のある人が入り口で躊躇する(あるいは緊張する)ことはずいぶん減るのではないだろうか。

  ドア一つ開くだけで、こんなに違うのか!

  ところで、室内建具には大きく分けてドアと引き戸がある。
  ドアは枠に固定されていて、鍵も高度なものまである。引き戸は戸そのものが固定されていないため強固な鍵をつけるのが難しい。校長室の入り口はドアであることがほとんどなのは、防犯上の理由からだと私は考えている。

  しかし校長室のドアが引き戸ならどんなに良いかと思う。状況に応じて全開・半開・閉じるが自由自在で邪魔にならない。先生や訪問客、生徒にとっても開かれた校長室は魅力的なはずだ。もっとも、中にいる校長先生からすれば全開はなかなか勇気がいるかもしれない。ドアの内側に引き戸で網戸が引けるようになっていればいいのかな…と、勝手な設計を楽しんでいる。

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