暮らし

2017/08/06

星渓園(せいけいえん)

 私は今、二人の男の子を育てており、子育てもいよいよ最終段階にきています。
 振り返ると「子どもたちがいなかったら経験していないこと」「行っていない場所」は意外に多いことに気づかされます。昨日も近くの花火大会に出かけたけれど、ひとりだったらたぶん行っていないでしょう。

 先月訪れた熊谷市の星渓園もそのような場所。
 たまたま子どもの三者面談があり、1時間以上かけて行ったのに10分ちょっとで終わったので(笑)、お母さん仲間に勧められたのを思い出し行ってみました。

 星渓園は熊谷の振興に功績を残した竹井澹如(たけいたんじょ)が、わき水の出る「玉の池」の周囲に回遊式庭園を造り、別邸を設けたものです。慶応年間から明治初期に造られ、昭和25年熊谷市が譲り受けた後、平成2~4年に再整備され現在の形になりました。
 その日はちょうど「うちわ祭り」でお囃子や太鼓、鉦の音などとても賑やかでしたが、園内は祭りの音も遠くに聞こえまるで別世界です。市街地の近くにあってまるでオアシスのような場所。

 門を入ると小さな入り口から庭に誘われます。この日はたまたまお茶席が設けられていたので建物前に案内の女性がおられます。

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 池をを中心に様々な樹木が迎えてくれました。池には鯉が放されています。

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 建物も純和風。玉石基礎で高さがとても抑えられています。写真右手は高床式の月見台。

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 総面積は約4000㎡。見る場所によっていろいろな姿が楽しめ飽きません。先ほどの女性に話を聞いたところ、季節によっても違う良さがあるそうです。熊谷を訪れた際にはまた寄りたいと思っています。(庭園への入場無料。夏場は虫除け必須)

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 星渓園について詳しくはこちら

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2017/05/31

壁タイルを貼ってみた(施工編)

今回は前回に引き続き、タイル補修についての施工編です。

<手順> 
 1.下地を整える
 2.周囲の養生をする
 3.接着剤をのばす
 4.タイルを貼る
 5.目地を詰める

 施工時の服装…ズバリ、汚れてもいいものというより着たら捨てても良いと思うものを着てください。素人ですから知らず知らず汚します。接着剤がつくとまず取れません。手袋をする場合は指先までぴったりしたものを。

 下地…水道配管をした部分なので、そこを埋めるように夫が防水モルタルを入れたのですが、かなり雑な仕上がりになっていました。これ、接着剤の塗り方を工夫すれば何とかなるかもと思っていましたが、何ともなりませんでした!タイルエースプロ、やわらかい接着剤なんです。厚塗りしたところにちょっとタイルを押し込むと接着剤が目地からはみ出します。下地はとても大事です。プロの力も借りてできるだけ平らに仕上げましょう。

 養生…貼る場所の下の方と床は、養生テープや新聞紙などでしっかり保護します。寒い時期に貼るときは床に段ボールを敷くと冷えを緩和できます。横や上方は養生テープを貼っておきます。

 タイルを貼る…壁タイルですから、鉛直方向に貼ります。ということは、重力で下がってくるということです。強めの養生テープなどで下がらないように留めるのがコツです。タイルを割らない前提でモザイクタイルにしたのですが、夫がどうしても気になるというので配管廻りを割ったタイルで埋めてもらいました。10枚以上割って、ようやく完成。

 写真は目地を入れる前の状態です。下地が平らでないので凹凸が出ていますし、全体に既存タイルより1-3ミリくらい前に出ています。

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 翌日は目地入れです。説明書の指示通り水を入れ、練ったものを目地に入れていきます。仕上は割り箸などで押さえるときれいです。不要な場所に付いた目地材は、クエン酸水を含ませた布で拭くと取れます。

 浴室の工事の場合、下地を作る日、タイルを貼る日と目地を入れる日は水が使用できません。下地作業がなくても二日間はお風呂に入れませんのでご注意を。

 仕上がりはこんな感じ。ここに水栓金具を付けて完成です(写真は前回の記事をごらんください)。

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 何でもそうですが、考えるとやるとでは大違いで時間もかかります。
 でもこんなことを経験すると、家の修繕へのハードルが少し下がります。それがDIYの良いところだと思うのです。

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2017/05/26

壁タイルを貼ってみた(材料購入編)

 この一月に、我が家(鉄筋コンクリート造の集合住宅)では給水給湯管の更新を行いました。
 本来、このような工事は全面リフォームなど大がかりな工事のときに同時にやるべき性質のものです。(詳しくは「漏水?!」の記事をご覧ください)

 しかし今回は給水給湯管の更新に伴う工事のみ。入った職人さんの職種は、
  水道工事
  防水工事
  大工工事(我が家の場合は夫)

 浴室の壁(一部)は下地調整の左官工事とタイル工事が必要なのですが、これは何とか自力でと思い、材料の調達からやってみました。床の目地詰めは以前やっていた(記事はこちら)ので意気揚々と準備をはじめましたが…

 結論から言うと「下地が平らに作られていることが大前提!それが難しければ無理せずプロに任せましょう」です。
 逆に、小さい面積の屋内床タイルで合板下地だと、壁タイルよりやりやすいと思います。

 とはいえ、小さな面積の補修など、わざわざ職人さん呼ぶのも躊躇する場合があるでしょう。今回と次回の記事が参考になれば幸いです。

<必要なもの>
 下地材(今回は防水モルタル。場所や仕様によって変わります。)
 タイル
 接着剤(今回はセメダイン(株)のタイルエースプロ)
 目地材((株)LIXILのスーパークリーン)
 櫛目ヘラ(プラスチック製)
 目地ごて(あれば便利だけど、バターナイフや割り箸などでも代用可)

 タイル…これが第一の難題であり、失敗でした。枚数が少なく、今のタイルと同じものは販売していないため、生産終了品を扱う通販サイトから購入したのですが、はじめに選んだ品が品切れ。急遽現行品を「カタログだけで」選び注文しました。ちょっと色味が違うんだけど時間ないしと思いつつ。

 私はお客さんへの提案時にカタログだけを使うことはありません。必ずメーカーの出している色見本帳や現物サンプルを使います。それほど色味が違うからです。(ですので基本的には現行品を中心に実際の色がわかるものしか提案しません)

 案の定、届いた品を見てビックリ!それは鮮やかな色のタイルがやってきたのです(笑)。しかも洗面所床の見えないところも貼り直しが必要とみて多めに発注したのに、夫曰く「きれいに撤去できたから、そのまま貼り直しできるぞ」…そ、そんなぁ。

 写真はカタログと現物の色の違いです。カタログの写真(赤丸)は25ミリ角、現物は100ミリ角ですから余計違って見えます。(メーカーさんを責めているのではありません。カタログとはそういうものなのです。)

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 そんな経緯で、実際の仕上がりは下の写真のようになりました。一部がモザイクタイルになっているのは、水栓金具を取り付けるために100角のタイルを切る技術も道具もないからです。

 なお、タイルの販売サイトはいくつかあるのですが、補修などで購入するときは最小販売単位に気をつけてください。箱単位でしか売らないサイトもありますから、必要量を把握してから欲しいタイルを探しましょう。目地材も意外と市販がないのでまとめて手配するといいです。現行品を購入するときは、面倒でもショールームで実際の色を確認するのが鉄則です。

 ★教訓★注文には日数の余裕を見ましょう。画像やカタログは参考程度と割り切りましょう。

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  お買い得品を画像だけで購入して思ったより違う色になったときは…笑ってごまかす勇気を持ちましょう。格安DIYですから!

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2017/05/16

映画「人生フルーツ」

 四月にレーモンド事務所を訪れた折に紹介された、映画「人生フルーツ」、観てきました。

 津端修一さんという建築家とそのおつれあいの、日常を描いたドキュメンタリー。

 波乱万丈の物語はあえて取り上げず、淡々とした映像で津端家の四季を映し出すカメラ。そこに樹木希林さんのナレーションが詩のように流れます。


 なぜ、涙が出るんだろう…。
(私の前の方で観ていた男性は涙が止まらない様子。)


 建築家は形を弄る職業ではなく、人の振る舞いに想いを馳せる職業。
 この映画は、設計した住まいに、設計の意図に従って暮らす実践の記録でもあります。

 それは暮らしに真摯に向き合い続けた数十年の積み重ねでした。そして住まい手は目の前の日常を丁寧に過ごしつつも、視線は次の世代に何を残すかに向いているのです。微笑ましい夫妻の深い部分には覚悟があり、胸を打たれます。

 津端夫妻のような生活はなかなかできるものではありませんが、自分の今までの暮らしを振り返り、これからどうしたいのかを考えるきっかけになる映画だと思います。

 上映していた深谷シネマ(写真)は昔の酒蔵を改装した映画館です。
 ここで見た意味は大きかったと思うのです。

 映画「人生フルーツ」のホームページはこちら
 深谷シネマのホームページはこちら


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2017/05/08

連休

 世は大型連休で、天候にも比較的恵まれ、お出かけの方も多かったことでしょう。
 我が家では夫が帰省したものの、子どもたちは部活中心の生活、私も仕事と家事で「ユルユル通常営業」といったところ。

 これがなかなかいいんです、「ユルユル通常営業」。
 どうやら私はオンとオフを切り替えできないらしく、数日間続くオフにレジャーなど行くと疲れてしまい、仕事に戻るのにすごくエネルギーを使います。だから連休でも完全に休まないで時々仕事する方がかえって楽に休み明けを迎えられます。

 電話もこないしメールチェックも少ししかないので、連休は仕事がはかどるというフリーランスの方は意外と多いのでは?

 連休なのに休めないなんて、と思うかもしれませんが、その分子どもたちの学校行事や大会に出かけたり、平日に所用を済ませたりしているので特段不都合はなく、地味な連休が明けていくのです。

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2017/04/09

春は片付けから〜始めに片付けるのはどこ?

 どこかのサイトか雑誌かに、「片付けは押入れから」とあったので、早速自宅の押入れの天袋を開けてみた。

 何が入っているかわからない箱を恐る恐る開けてみると…
 古い封書やハガキ、もう使うことがないであろう調理道具、なぜ取っておいたのか全くわからない小物など出てくるは出てくるは、「処分するもの」が!

 居住・仕事スペースが片付かない原因は、モノが多すぎることと、在るべき場所に収納できてないこと。なので押入れのものを減らすと、スペースに出ている余分なものを押入れにしまうことができ、片付けがはかどるという仕組み。なるほど〜!

 処分するものは元々押入れにあった(つまり使っていない)ものなので、処分しやすいのもいいところ。そしてこの手法は引越しの時にも使えそう。

 春のきっかけは押入れの片付け。さあ、頑張りますか!

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2017/03/20

大阪の電車

 昨年秋に身内の結婚式で大阪を訪れた。トンボ帰りの日程だったが1つ印象に残ったことがある。

 電車の中が、いい感じでガヤガヤしているのだ。

 乗った電車も時間帯も限られていたので全部の電車がそうとは言い切れないが、あの程よいガヤガヤにとても安堵したことは忘れられない。

 電車の中で久々に感じた「寛容さ」。
 大阪の電車なら、小さな子供と一緒に乗ってもいいかな…

 首都圏の静かな車内も嫌いではないが、知らず知らず緊張感をもって乗っているし、子供が小さい頃(いつぐずりだすか分からない)はとても気を張っていたことを思い出す。隣に座った年配の女性が子供に笑いかけてくれるとホッとしたものだ。

 車内空間は関東でも関西でもさして変わらないことを考えると、空間を作るのは「最後は人」なんだと改めて感じる旅だった。

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2015/12/11

気になるお店

 近くを通るたびに、ちょっと注目するお店、ありませんか?
 敷居が高そうだったり直接用事が無かったりで、行ったことはないんだけど中を見てみたい…

 近くの糸屋さんで「○○糸店」って看板が出ているお店。手芸用品店ではなく、糸店!
ちらっと見るに、糸だけでなくボタンもおいている様子だが、紛れもない専門店で、特におしゃれなわけでは無い。

 子どもの袋物を作る程度では、まず用事が無いお店なのだけど、いつも気になる。
心の底でどこか応援している自分がいる。買いもしないのに応援だなんて無責任だとも思う。
でも街からこの店が消えたら、きっと寂しいだろうと思う、そんなお店。

 量販店や大型店は確かに便利だけど、街並みに色を与えているのは八百屋さんやパン屋さんや美容院などの小さなお店であるように思う。

 気になるお店が多いほど、魅力的な街に見えるのは専門店好きのひいき目だろうか。

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2015/02/05

スキマ時間と家事の分割

 スキマ時間と聞いて、だいたい何分ぐらいと思います?

 私はずーーーーっと、10分から15分と認識していた。「ちょっとしたスキマ時間を利用して●●しよう」なんてHow-To本によくあるけれど、なんだか上手く使えたためしがない。

 最近、「家事を担う者のスキマ時間はもっと短いのでは?」と思うようになった。10分や15分時間があれば、家事が一つ終わる。洗濯物を干す、食器を片付ける、子どもを習い事に送る、掃除機をかける、ちょっと銀行…たかが10分15分の連続、でもその積み重ねで一日が終わるのが現代の家事の特徴かもしれない。そう、元々認識していたスキマ時間は家事で埋まるのだ。

 私はどうものんびりしたところがあって、「飲み物をレンジで温める2分間」とか「パソコンを起動する1分」とかをスキマだと思ってなかった節がある。何か他のことをしていたようにも思うが、上手く使えていなかった。何とか使えるようになったのは最近になってから…(遅いよ)。

 家事をやりやすくするには、家事を分解すると良いと気がついたから。10分から15分かかるものは、「一仕事」と思ってしまうので、5分を3回にしてしまう。洗った食器の片付けは1分でも2分でも何かと同時並行で進めると、食器洗いの前の一仕事が楽になる。洗濯も、夕方脱水の手前まで進めて、翌朝脱水して干すと朝が楽。洗面所も歯磨きのついでに1分こする。ピカピカにはならないけど汚くなりにくい。
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 ああ、こういうことか…(繰り返すけど、遅いよ)。1分、2分が勝負なんだ…。
 まとまった時間を家事に潰されないようにするには、この工夫が必要だったのだ。

 より楽しく家事をするために。家事以外の大切なことのために。

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2014/12/18

十日市(とおかまち)

  今年も酉の市の季節がやってきた。
 だが地元に住む人は酉の市という呼称はピンとこない。「十日市(とおかまち)」だ。
さいたま・大宮で最も有名な神社は武蔵一宮氷川神社だが、毎年12月10日前後に行われる大湯祭に合わせて酉の市が開かれ、これを十日市と呼んでいる。
(参考:さいたま観光国際協会のHP http://www.stib.jp/event/data/tokamachi.html

 神社周辺では福熊手が売られ、屋台も数多く出店する。
 今年は久々にブログの記事に使用したいと写真を撮るつもりでいたけれど…あまりの人出に断念。本殿近くの熊手を扱う屋台が建ち並ぶところは撮影したいポイントだが身動きできないくらいだった。

 我が家は家族皆で毎年訪れている。普段は気難しい、思春期まっただ中の子どもたちも、十日市だけはにこにこしてついてくる。去年までは射的やくじが楽しみだったけど、成長期に入った今年からはズバリ「食」!(笑)。食べたいものを矢継ぎ早に指名してくる子どもたちに、この日ばかりは財布を緩めて親も楽しむと決めている。おやき、唐揚げ、ベビーカステラ、シャーピン…外せないのは「タイラーメン」。いつも出店してくれていて、とてもおいしいので必ず行く。もちろん熊手も…小さいのを同じお店で。
  お店の人とは年に一度の出会いで何を話すわけでもないのだが、こうしてまた会えると温かい気持ちになる。

141218001_517x640 私自身は年中行事とあまり縁のない育ちをしてきたので、このように出かけるのは夫の影響だ。初めはこんな寒い日に小さな子どもを連れて

夜間外出するのが嫌で仕方なかった。しかしそのうちに子どもも小さくなくなり(笑)、すっかり我が家の年中行事となった。

 今年も家族そろって出かけることができ、いつものお店のいつもの人に再会できた幸せに感謝したい。

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