暮らし

2017/05/16

映画「人生フルーツ」

 四月にレーモンド事務所を訪れた折に紹介された、映画「人生フルーツ」、観てきました。

 津端修一さんという建築家とそのおつれあいの、日常を描いたドキュメンタリー。

 波乱万丈の物語はあえて取り上げず、淡々とした映像で津端家の四季を映し出すカメラ。そこに樹木希林さんのナレーションが詩のように流れます。


 なぜ、涙が出るんだろう…。
(私の前の方で観ていた男性は涙が止まらない様子。)


 建築家は形を弄る職業ではなく、人の振る舞いに想いを馳せる職業。
 この映画は、設計した住まいに、設計の意図に従って暮らす実践の記録でもあります。

 それは暮らしに真摯に向き合い続けた数十年の積み重ねでした。そして住まい手は目の前の日常を丁寧に過ごしつつも、視線は次の世代に何を残すかに向いているのです。微笑ましい夫妻の深い部分には覚悟があり、胸を打たれます。

 津端夫妻のような生活はなかなかできるものではありませんが、自分の今までの暮らしを振り返り、これからどうしたいのかを考えるきっかけになる映画だと思います。

 上映していた深谷シネマ(写真)は昔の酒蔵を改装した映画館です。
 ここで見た意味は大きかったと思うのです。

 映画「人生フルーツ」のホームページはこちら
 深谷シネマのホームページはこちら


Img_0126


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/08

連休

 世は大型連休で、天候にも比較的恵まれ、お出かけの方も多かったことでしょう。
 我が家では夫が帰省したものの、子どもたちは部活中心の生活、私も仕事と家事で「ユルユル通常営業」といったところ。

 これがなかなかいいんです、「ユルユル通常営業」。
 どうやら私はオンとオフを切り替えできないらしく、数日間続くオフにレジャーなど行くと疲れてしまい、仕事に戻るのにすごくエネルギーを使います。だから連休でも完全に休まないで時々仕事する方がかえって楽に休み明けを迎えられます。

 電話もこないしメールチェックも少ししかないので、連休は仕事がはかどるというフリーランスの方は意外と多いのでは?

 連休なのに休めないなんて、と思うかもしれませんが、その分子どもたちの学校行事や大会に出かけたり、平日に所用を済ませたりしているので特段不都合はなく、地味な連休が明けていくのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/04/09

春は片付けから〜始めに片付けるのはどこ?

 どこかのサイトか雑誌かに、「片付けは押入れから」とあったので、早速自宅の押入れの天袋を開けてみた。

 何が入っているかわからない箱を恐る恐る開けてみると…
 古い封書やハガキ、もう使うことがないであろう調理道具、なぜ取っておいたのか全くわからない小物など出てくるは出てくるは、「処分するもの」が!

 居住・仕事スペースが片付かない原因は、モノが多すぎることと、在るべき場所に収納できてないこと。なので押入れのものを減らすと、スペースに出ている余分なものを押入れにしまうことができ、片付けがはかどるという仕組み。なるほど〜!

 処分するものは元々押入れにあった(つまり使っていない)ものなので、処分しやすいのもいいところ。そしてこの手法は引越しの時にも使えそう。

 春のきっかけは押入れの片付け。さあ、頑張りますか!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/03/20

大阪の電車

 昨年秋に身内の結婚式で大阪を訪れた。トンボ帰りの日程だったが1つ印象に残ったことがある。

 電車の中が、いい感じでガヤガヤしているのだ。

 乗った電車も時間帯も限られていたので全部の電車がそうとは言い切れないが、あの程よいガヤガヤにとても安堵したことは忘れられない。

 電車の中で久々に感じた「寛容さ」。
 大阪の電車なら、小さな子供と一緒に乗ってもいいかな…

 首都圏の静かな車内も嫌いではないが、知らず知らず緊張感をもって乗っているし、子供が小さい頃(いつぐずりだすか分からない)はとても気を張っていたことを思い出す。隣に座った年配の女性が子供に笑いかけてくれるとホッとしたものだ。

 車内空間は関東でも関西でもさして変わらないことを考えると、空間を作るのは「最後は人」なんだと改めて感じる旅だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/12/11

気になるお店

 近くを通るたびに、ちょっと注目するお店、ありませんか?
 敷居が高そうだったり直接用事が無かったりで、行ったことはないんだけど中を見てみたい…

 近くの糸屋さんで「○○糸店」って看板が出ているお店。手芸用品店ではなく、糸店!
ちらっと見るに、糸だけでなくボタンもおいている様子だが、紛れもない専門店で、特におしゃれなわけでは無い。

 子どもの袋物を作る程度では、まず用事が無いお店なのだけど、いつも気になる。
心の底でどこか応援している自分がいる。買いもしないのに応援だなんて無責任だとも思う。
でも街からこの店が消えたら、きっと寂しいだろうと思う、そんなお店。

 量販店や大型店は確かに便利だけど、街並みに色を与えているのは八百屋さんやパン屋さんや美容院などの小さなお店であるように思う。

 気になるお店が多いほど、魅力的な街に見えるのは専門店好きのひいき目だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/02/05

スキマ時間と家事の分割

 スキマ時間と聞いて、だいたい何分ぐらいと思います?

 私はずーーーーっと、10分から15分と認識していた。「ちょっとしたスキマ時間を利用して●●しよう」なんてHow-To本によくあるけれど、なんだか上手く使えたためしがない。

 最近、「家事を担う者のスキマ時間はもっと短いのでは?」と思うようになった。10分や15分時間があれば、家事が一つ終わる。洗濯物を干す、食器を片付ける、子どもを習い事に送る、掃除機をかける、ちょっと銀行…たかが10分15分の連続、でもその積み重ねで一日が終わるのが現代の家事の特徴かもしれない。そう、元々認識していたスキマ時間は家事で埋まるのだ。

 私はどうものんびりしたところがあって、「飲み物をレンジで温める2分間」とか「パソコンを起動する1分」とかをスキマだと思ってなかった節がある。何か他のことをしていたようにも思うが、上手く使えていなかった。何とか使えるようになったのは最近になってから…(遅いよ)。

 家事をやりやすくするには、家事を分解すると良いと気がついたから。10分から15分かかるものは、「一仕事」と思ってしまうので、5分を3回にしてしまう。洗った食器の片付けは1分でも2分でも何かと同時並行で進めると、食器洗いの前の一仕事が楽になる。洗濯も、夕方脱水の手前まで進めて、翌朝脱水して干すと朝が楽。洗面所も歯磨きのついでに1分こする。ピカピカにはならないけど汚くなりにくい。
150205004

 ああ、こういうことか…(繰り返すけど、遅いよ)。1分、2分が勝負なんだ…。
 まとまった時間を家事に潰されないようにするには、この工夫が必要だったのだ。

 より楽しく家事をするために。家事以外の大切なことのために。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/12/18

十日市(とおかまち)

  今年も酉の市の季節がやってきた。
 だが地元に住む人は酉の市という呼称はピンとこない。「十日市(とおかまち)」だ。
さいたま・大宮で最も有名な神社は武蔵一宮氷川神社だが、毎年12月10日前後に行われる大湯祭に合わせて酉の市が開かれ、これを十日市と呼んでいる。
(参考:さいたま観光国際協会のHP http://www.stib.jp/event/data/tokamachi.html

 神社周辺では福熊手が売られ、屋台も数多く出店する。
 今年は久々にブログの記事に使用したいと写真を撮るつもりでいたけれど…あまりの人出に断念。本殿近くの熊手を扱う屋台が建ち並ぶところは撮影したいポイントだが身動きできないくらいだった。

 我が家は家族皆で毎年訪れている。普段は気難しい、思春期まっただ中の子どもたちも、十日市だけはにこにこしてついてくる。去年までは射的やくじが楽しみだったけど、成長期に入った今年からはズバリ「食」!(笑)。食べたいものを矢継ぎ早に指名してくる子どもたちに、この日ばかりは財布を緩めて親も楽しむと決めている。おやき、唐揚げ、ベビーカステラ、シャーピン…外せないのは「タイラーメン」。いつも出店してくれていて、とてもおいしいので必ず行く。もちろん熊手も…小さいのを同じお店で。
  お店の人とは年に一度の出会いで何を話すわけでもないのだが、こうしてまた会えると温かい気持ちになる。

141218001_517x640 私自身は年中行事とあまり縁のない育ちをしてきたので、このように出かけるのは夫の影響だ。初めはこんな寒い日に小さな子どもを連れて

夜間外出するのが嫌で仕方なかった。しかしそのうちに子どもも小さくなくなり(笑)、すっかり我が家の年中行事となった。

 今年も家族そろって出かけることができ、いつものお店のいつもの人に再会できた幸せに感謝したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/10/16

柿の季節

 店頭に柿が並ぶ季節となった。

 富有柿のさくさくとした、熟柿のねっとりとした食感。みずみずしさはないけれど、それがかえって秋を感じさせる。そして柿にしかない甘さ。和菓子屋さんの目指す理想の甘さは干し柿のそれとか。

 私は子どもの頃から柿が好きで、中でも干し柿は大好物。小学校の頃、親の留守に食べ過ぎて二日間ひどい腹痛に見舞われたほどだ。

 ところが、ここ5年ほどで徐々に柿が食べられなくなった。
食べたいし、食べれば美味しい。でもその後がいけない。夕飯後に甘柿をたった一切れ、二日間食べただけで三日目は体調不良となってしまう。

 柿が私の身体に合わなくなったのだと思った。
 四十数年生きていると、身体は…もちろん若いときとは違う方向で…どんどん変わっていく。それを受け入れなさいと柿が教えてくれているのだ。151016001_2_464x640

 (イラストは夫が買ってきた柿ジャム。少し食べたけどやはり…)

 柿が食べられないことを少し寂しく思っていたころに、夫が栗をどこからか頂いてきた。夕飯は栗ご飯とサンマの塩焼きにした。

 栗ご飯の立ち上る香りと甘さ、ふっくらしたサンマの身、大根のお味噌汁をいただきながら、

 「おいしいなぁ、日本に生まれて良かった!」と思った。

 20代の頃だって、おいしいなぁと思って食べていたけれども「日本に生まれて良かった」と思うほどではなかった。なんだろう…ちょっと今までにない感覚。年を重ねてしみじみと良さを感じる味もあるのだと嬉しくなった。

 これからどんな出会いや別れが待っているのか…
 きっと寂しいことばかりではないと教えてくれた今年の秋だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/04/12

簡単に作る、収納扉の開き止め

 今も続く余震…ぐらっと来るたびにドキドキしますが、何度来ても何もできないでオロオロします。
 
 我が家では本震後すぐにガムテープで収納の開き戸を留めました。が、1ヶ月も経つと、どうにかならんかな…と思い始めます。いちいち音がするのと見た目が悪い…台所では頻繁に開け閉めするので余計気になります。
 
 そこで、自分で作れる簡易なアオリ止めを考えてみました。
 市販の物は性能が売りなだけにその存在を主張するし、結構高価です。そのような金物は何もないけど応急に手当てしたいときに、試してみて下さい。
 
 用意する物は、直径1.2ミリのステンレスの針金とラジオペンチ。針金は20-25センチぐらいに切っておきます。
Blogdsc02744
 
 まず端部をペンチでしっかり持って、巻きます。
 針金に直交するように持ち、ペンチの先に巻き付けるようにすると上手く巻けます。
Blogdsc02749
Blogdsc02758
 
 初めはきつく巻き、端が手に触れて傷つくのを防ぎます。あとは写真のようにゆるめに巻きます。
 
 両方巻いたら、こんな感じ。これが基本形です。
Blogdsc02750
 
 写真のような彫り込み型の取っ手では、取っ手の内側に巻いた部分を入れ込めるように取り付けます。
Blogdsc02751
Blogdsc02752
 開き具合を確認し、針金の巻き具合を調整すれば完成です。
 
 ハンドル式の取っ手では、巻くのを片側だけにします。
 巻いていない端を取っ手の取付部分に直接巻き付けてしまいます。
Blogdsc02754
 そして巻いた側を、もう一方の取っ手の取付部分に引っかけます。
Blogdsc02755
 しっかり引っかかるように巻きを調整して完成です。
 
 つまみタイプの取っ手では、両方を巻いて上から巻き込むように取り付けるか、片側をつまみに直接巻き付け、巻いた片側をもう一方のつまみに引っかけます。
Blogdsc02760
Blogdsc02762
 
 片開きの場合にはそのままでは対応できないのが欠点ですが、工夫すれば対応可能な場合があります。
 
 針金は太いほど丈夫ですが、ペンチで切れなかったり曲げにくかったりしますので、1.2㎜とそれより1-2段階太いものを購入して試してみて下さい。また巻きの形なども工夫すると、より効果的かもしれません。バージョンアップさせた方、ぜひご一報を!
 
 最後に改めて言いますが、これは余震の多い今の状況で簡易に留めるためのものです。しっかり留めたい方には市販品をおすすめします。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/04/06

管理人の近況(その3)

 さいたまでは桜の季節がやってきました。
 子どもに言われるまで開花に気づかなかった私…。
 周りを見渡せば、たくさんの花が咲いている…いつの間に?
 
 今日も近況の続き。

 3.「買い物」について。
 
 震災以降、2週間は状況がいつもとかなり違っていました。
 私が総合スーパー(生鮮品だけでなく、日用品も扱う大型店)に出かける回数は月に2,3回です。普段は生協と近くの生鮮品専門のお店で済ませています。
 
 震災後、3月17日に総合スーパーに歩いて向かいました。そうしたら途中、明らかにそのスーパーから帰りの女性を3人くらい見かけました。
 皆さん、お米やトイレットペーパーを買っており、中には12ロールの袋を2つ、意気揚々と抱えている方も…。
 「そんなに買って、どうするの?」 もしかして、大家族ですか?
 これがその時の感想でした。
 
 そしてスーパーに行くと、平日の午前中だというのに人が多く、なんか不思議な熱気
 物はあるんですよ。割合普通に買い物できます。
 だけど、特定の物が極端に無いんです。
 
 お米
 インスタント麺
 食パン
 牛乳
 トイレットペーパー
 ティッシュペーパー
 生理用品
 電池
 カセットボンベ
  
 誤解の無いように改めて言いますが、これが3月17日
 現在、手に入りにくい物はごく一部の商品になっています。
 
 トイレットペーパーは、入荷しても午前中でなくなるようで、スーパー内でも抱えている人が多かったです。
 
 そして、そんな空気の中にいると、
 「何か買っておかないといけないのかな?」という気にさせられのです。
 
 これは危険だなと思いました。
 実際、私も普段より1品2品、多くカゴに入れていた気がします。
 
 それ以来、なるべく総合スーパーに行かないようにしていました。今まで以上に回数を絞って、必要な物をまとめて買うようにしたのです。買い忘れると不便ですが、何とかなるもんだなー、というのが率直な感想です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧